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| No.00050 電気代が２倍？ |
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2012.03.23
私の住んでいる島には電力会社が一社存在します。この電力会社が厄介なことに政治がらみで何か良からぬことを企んでいるようなんです。会社の役員は殆どが州知事の息のかかったメンバーで、州知事が実際の経営権を握っているようなのです。現在政府の運営する発電会社を追い出して、州知事の経営する発電会社に移行してしまおうとしています。電気を各家庭に供給する会社と発電会社を一手に握ってしまえば、電気代は州知事の言いなりになってしまいます。タイミングがいいことに今月の２５日に電力会社の役員を選出するための選挙があります。この選挙で州知事の息のかかる役員を追い出してしまわないと電気代が2倍に跳ね上がると言う噂まで流れています。役員を新しく選出したからといって停電などの問題が解決されるわけではありませんが、電気代が2倍に跳ね上がるよりは停電の方がいいような気がします。現在この島の電気料金はフィリピンで２番目に高いと言うことなので、２倍になれば確実にトップの座を獲得することでしょう。いいことでトップならまだしも、高額電気代トップの島になってもなんの特にもなりません。
私の家には冷蔵庫、洗濯機、井戸ポンプ、テレビが電気を消費する主な製品です。移住以前、日本でのアパート生活と変わらないくらいの電気代です。１ヶ月約5千円かかってしまいます。フィリピンのほかの地域と比較すると、約４０％高になるということです。この高い電気代をまた2倍にされたらはっきり言って高すぎです。あくまで悪い噂だと信じたいところですが、この州知事について先日テレビのドキュメント番組で放送がありましたが、めためたに攻めたてられていたところを見ると、まんざら出鱈目なうわさだけではないような気もします。「臭い匂いは元から」ではありませんがやはり追い出してしまった方がいいような気がします
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