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No.00086 オオトカゲハロー |
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2013.11.06 08:00AM
このオオトカゲ可愛そうに道で轢かれてしまいそのまま気絶していたところを女房の弟が発見して我が家に持ってきました。全く意識がなかったのでもう死んでしまったかと思っていたら突然動き出しました。念のために体長を測ってみたところ、な、何と頭のてっぺんから尻尾の先までで150cmもありました。前方から近寄って行くとこの長い尻尾をフュッっと振り回して攻撃してきます。たいした攻撃ではないのですが、尻尾がギザギザ硬いとあってこの大きさのトカゲとなるとちょっと痛く感じます。このオオトカゲはフィリピンの各地に生息していて、水辺を好んで生息するので水辺オオトカゲと呼ばれているらしいです。ルソン地方ではバヤーワック、ビサヤ地方ではハロ等と呼ばれています。ということで今回の記事のタイトルのハローとかけてみたわけです。このハロさんは特別人間に危害を加えることはありません。臆病なので人の気配を感じると直ぐ逃げてしまいます。しかし自動車はあまり見かけたことがないせいか別問題らしく、轢かれてしまうことがよくあります。遠目にみると短い角材が横たわっているように見えるので車を運転しているドライバーも気がつくのが遅れてしまうみたいです。こういった場合殆どその死骸は事故現場近所の人達もしくは目撃者が食べてしまいます。(ギャー)実はこのハロさんはたまに地元の子供達が罠を仕掛けて捕獲します。家畜の鶏を食べてしまうことがあるので増えすぎるのは人間にとっても困るようです。写真のハロさんも、結局内臓が破裂してしまっていたらしく、最終には血を吐いて死んでしまいました。女房が友人に電話して食べたいかどうかを訊ねると「食べる」とひとつ返事だったらしいです。鮮度が落ちないうちにと、女房が解体して冷凍庫で冷凍してしまいました。「グッバイ…ハロさん」後日その友人宅へ私が配達しました。味自体は豚肉と鶏肉の中間のような味がするらしいのですが、さすがに味見する度胸はありませんでした。
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