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| No.00116 フィリピン料理 |
豚肉のアドボ
鳥のレチョン
魚のキニラウ
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2013.12.05
私の経験上、フィリピン料理が苦手な人はかなり多いようです。私の場合一番最初に口にしたフィリピン料理が一般家庭の料理でしたので（それもかなり料理上手な人が料理したもの）、運よく嫌いになる事はありませんでした。今日は日本人が嫌うフィリピン料理の中でもあえてお勧めできるものをピックアップして見ました。
●豚肉のアドボ
この料理は日本名で言うならば「豚肉の酢醤油煮」と言ったところでしょうか。日本人は豚肉には生姜を好むようですが、この料理はにんにく、玉ねぎ、胡椒で風味をつけています。フィリピンの家庭料理なので料理する人によって少し味が違います。ビサヤ地方にも個の料理に煮た「ホンバ」という料理があるのですが、こちらは日本名にすると「豚の角煮」。こちらの方が日本人の口には合っているのかもしれません。
●鳥のレチョン
この料理は家庭料理と言うよりもレストランなどでよく見かけます。１人では食べきれないので３〜４人で食事をするときにはお勧めの料理です。最近ではこの料理を専門に扱っているレストランも増え、もも肉、手羽肉など好きな部分を注文できる形式のレストランもあります。現在ではこういったレストランがファーストフード化され、かなりお手ごろの値段で食べる事ができます。マクドナルドやＫＦＣなどのファーストフードもありますが、私が選ぶとすれば、迷わずこのレチョンを選びます。是非お試しください。はまります。
●魚のキニラウ
この料理は私が推測するに、スペイン統治時代にスペイン料理に影響を受けてできた料理だと思います。要するに魚のマリネです。日本人はあまり魚をマリネにすると言うことはありませんが、やはり暖かい気候のフィリピンでは、魚を酢でしめるのが一般的なようです。さっぱりしていて酒のつまみには最高です。注意しなければならないのは辛さです。生唐辛子を入れるので、激辛が苦手の人は注文時にあまり辛くしないでくれと伝えなければなりません。実際にはこの料理はビサヤ地方の料理です。やはり新鮮な魚をマリネして食べると美味しいですよ。一般的には「タニーギ」と呼ばれる魚（多分サワラの一種）をキニラウにすると美味しいのですが、レストランでは高いほうの料理とされています。
※キニラウ経験談
マニラ市内の小さなホテルに宿泊した時、一回におしゃれなレストランがあったので、そこでイカのキニラウをつまみにビールを飲みました。キニラウを一口食べて目がさめました。すっげ〜激辛。一瞬で分かりました。珍しい日本人客を驚かせてやろうと言う目論見です。ところが私、大の激辛派。一口食べて嬉しくなってしまい。「ヒー・ハー」言いながら１皿目を平らげ、おかわりしてやりました。そしたら２皿目は辛さが控えめになってしまい、がっくり。辛さに驚かない日本人を見て料理人もがっくりしていたことでしょう。（笑） |
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