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フィリピン
 - 移住豆知識 -
移住について
 このページでは、私の経験や他の日本人移住者の話などをもとにいくつかの項目に分けて移住について説明してあります。
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  移住とは 

 この移住という言葉をすごく重く感じる方が殆どだと思います。私の場合も例外ではなく、この国に移住した今現在でもあまり好きな言葉ではありません。この国に帰化するわけでもなく、日本に帰国できないわけでもなく、私にとっては、ただの長期滞在、もしくはただ単に住むという意味合いの方が強いような気がします。現に私の知人は年に数回日本とフィリピンを行ったりきたりしてすごく楽しみながら移住生活を送っています。
「それは移住ではないのでは?」
とお考えの方もいると思いますが、ちゃんと一軒家を構えて車、オートバイを所有して自分に有意義な生活を送り、たまに日本に帰るというこのスタイルも私にとっては移住の一つだと考えています。これはあくまでも一つの例ですが、私が言いたいのはそれ程深く考えることはないということです。かといって計画もなしに行動しろといっているわけでもありません。移住とは経済的にも精神的にも、肉体的にも、全てにおいて楽しく海外で生活を送ると言う事だと私は考えています。


移住計画 
 やはり何をするにも計画は必要です。あくまでも海外移住であって海外旅行ではないので、失敗の無いよう計画を組み立てる必要があると思います。経済面、衣食住、医療、情報、連絡、趣味、考えるときりがありません。ただ上記したように考え過ぎる必要はなく、これだけはと思う最低限の項目をピックアップして実行してみるといいかも知れません。インターネットという便利な物があるので、いろいろな情報を集めるのも計画を立てる上での役に立つと思います。



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     海外送金について
 海外に移住するのに財産を現金で持っていく訳には行きません。いろいろなやり方があると思うのですが、現地に口座をお持ちでない方が殆どだろうと思いますので、私が移住のときにやった方法を記載しておきます。
 まず私が考えたことは海外に移住してしまった後どのようにして日本からお金を送るかです。家族に送ってもらうというのが一番先に思いついたことでしたが、あまり確実な方法ともいえません。そこで銀行をいかにうまく使うかを考えました。当然私も移住前は現地に銀行口座など持っていませんでしたし、海外送金は無理です。まず銀行のシステムをよく考えて、日本国内のネットバンキングを開設しました。ここでまず思いついたのがまず移住当初の必要な現金を持って現地にドル口座を開設するということでした。結局のところ自分の住む土地に存在する銀行と日本国内で開設したネットバンクを結び付け、その中間の手続きをネットでやろうと考えたのです。今現在は当たり前のような送金システムですが、私が移住を考えたころはネットバンキングも始まったばかりで、まだ当たり前とはいえませんでした。このシステムの問題点というと、たいした問題ではないのですがネットバンキングと海外の銀行口座両方に最低預金金額が設定されていることと、当然のことながら送金手数料が高いということです。銀行によって手数料に多少の差があるので、その辺もチェックしたほうがいいと思います。ちなみに私が作ったドル口座は開設時に$200が最低預金額として設定されていました。送金手数料は¥2000から¥3000だと思います。計画的に送金すればあまり手数料もかからないですむでしょう。もう一つの問題点と言えば換金レートです。私の場合は、日本円→米ドル→フィリピンペソという具合に2段階で換金することになるので換金の手数料がちょっと高めになってしまうということです。ただ、海外の銀行に大金を預金しておくという危険と、ましてや現金を持ち歩く危険を考えるとそのくらいはしょうがないかと納得しています。
 よくない例を挙げると、私の知人は日本の友人に自分のATMカードを友達に渡して、その口座から毎月必要な金額をおろして送金してもらっていましたが、その友人はパチンコが大好きなそうで、口座の残高が無くなって送金がストップした時点でやっと気がついた、というような送金システムです。やはり現金については自分自身の責任の下、いつでも自分で操作できるようなシステムを考えるのがいいと思います。


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     土地の購入について

 フィリピンの法律上外国人が土地の名義人になるのは不可能です。よって殆どの場合、配偶者がフィリピン人の場合その配偶者の名義で土地を購入している外国人が殆どです。まれに株式会社を設立して購入した土地を株式会社名義にしている方もいるようです。これは稀なほうで、定年前の外国人がフィリピンの特別投資家ビザを取るために株式会社を設立し、その資本金を土地の購入資金にする物です。ビザ取得のための株式会社設立は簡単な物ではなく、まず最低$50,000の投資が必要になります。またフィリピンの会社設立法で外国人対フィリピン人の投資の比率が、40%対60%と指定されているのでフィリピン人側に$75,000の投資が必要となるわけです。
 土地の価格はピンからキリまでですが、当然のことながら都市部は地価が高くなります。それでも首都のマニラ以外ではそれほど高くもなくてにいれることは可能だと思います。購入の仕方が問題になると思うのですが、まずはあわてずに貸家かアパートを借りて住んでみるといいかもしれません。ある程度住んでいると売主のほうから接近してくると思います。買い手の方が先に動いてしまうとどうしても値段が高めになってしまう傾向にあるようです。その土地の地価をよく把握して購入することをお勧めします。
 ちなみに私の住んでいるところは、海沿い、山沿い、農耕地、町中と大体区別すると、

海沿い     1u約500ペソ〜1000ペソ、(1坪約\3000~\6000)
町中      1u約500ペソ〜1000ペソ、(1坪約\3000~\6000)
農耕地     1u約50ペソ〜100ペソ、  (1坪約\300~\600)

山沿い     1u約5ペソ〜50ペソ、  (1坪約\30~\300)

という感じになっています。海沿いというのは本当に海岸沿いで、やはり外国人に人気があるのでどうしても地価が上がってしまうようです。どちらにしても買わなければならないというものでもないのでじっくり考えて賃貸などのほかの方法も考えてみるといいかもしれません。

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     ビザについて

 フィリピンのビザは大きく分けて13種類あります。その13種類のビザそれぞれに対していくつかずつの規定がありアルファベットで記載されています。
 例えば私のように妻がフィリピン人の場合に盛られるビザは13ですが、この中の規定の a に当てはめられて、13aとなるわけです。その他、日本人の取得する代表的なビザをあげると、
特別定年退職ビザ特別投資家ビザ等があります。 フィリピンに滞在する場合、特別のビザを取得する必要は実際のところありません。それはなぜか説明しましょう。例えばまず普通に旅行者として渡航すると21日間のビザを自動的にもらえます。この期間内にイミグレーション(入国管理局)で延長の手続きをすると、この滞在期間が60日に延長されます。(21日プラス60日ではありません。) 次にビザの期限前に再度延長の手続きをすると、以前の物に今度は60日が延長されます。よって延長を重ねて一年まで続けて滞在することができます。1年を超える滞在はこの方法では基本的に認められません。この1年に要するビザ延長の手数料は、約¥50,000くらいだと思って間違いありません。上述したビザを移住のために取得することはいいことだと思いますが。まだ移住に不安を抱いているような方々がいきなり取得しても、挫折したときの事を考えると、せっかくの苦労が水の泡になってしまうような気がします。

 ビザ取得関係の業者さんに相談すると、やはり最初から特別なビザを取得するよう勧めるでしょうが、取得したからといってさほど違いが出てこないと思います。いくつか特典もつくのですがそれと交換条件にお金に関する条件が大きいことと、定期的に手数料を支払わなければならないので、よく考慮した上での取得をお薦めします
 配偶者がフィリピン人の方は、それ程問題は無いと思います。まず一つお薦めしたいビザはバリックバヤンビザというビザです。これは、フィリピン人と結婚した外国人配偶者にのみ特別に発行されるビザで、海外からフィリピンに入国する際、夫婦が同時に入国するということを条件に空港のイミグレーションが発行するものです。手続きは簡単な物でイミグレーションの窓口でお二人の婚姻を証明する書類(例えば NSOが 発行するマリッジコントラクト)を提示するだけでパスポートに1年間のビザの印を押してもらえます。ただマニラの空港のイミグレーションでお金を請求されたという噂を聞きました。ワイロを出してその判を押してもらう外国人がいるために空港のイミグレーション職員がお金になるものだと考え込んで、正式に結婚している夫婦にもお金を請求していると考えられます。説明できる語学力があれば納得してもらうことができるでしょうが、フィリピン人の奥様、もしくは旦那様にお任せしたほうがいいかもしれません。
 この
バリックバヤンビザの場合は基本的に延長はありませんが引き続き滞在したい場合は2ヶ月ごとの延長となります。それでも通算して2年以上滞在することができないのでいったん国外に出なければなりません。ただ日本人の場合おそらく一年に一度くらいは日本に帰られるでしょうから、この場合はもしフィリピン人配偶者と一緒にフィリピンに戻って来さえすれば再度バリックバヤンビザの取得が可能です。配偶者がフィリピン人の方々にはこの方法が最適ではないかと私は思います。
 あまり日本に帰らないという方は、やはり永住ビザの取得をお薦めします。この場合在日フィリピン大使館でも取得できるシステムになっています。もちろフィリピンのイミグレーションでも取得できます。ただ、フィリピン側で申請すると1年間の監視機関があるので2度申請の手続きをしなければならないのでちょっと面倒です。ビザに関して質問のある方は遠慮なくメールしてください。心からお待ちしております。


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    最後に

 移住は最初に述べたように、決断にかなり頭を痛める方がいらっしゃると思いますが、あまり考えすぎると足が前に進まないとおもいます。計画をじっくり立てるのもいいですが、犬も棒に当たる、案ずるより生むが安しの精神でまずは足を前に出してみることも悪いことではないように思います。私も皆様のご質問、ご相談にお答えしていきたいと思いますので遠慮なくメールしてください。お役に立てるかもしれません。





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