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No.00022
フィリピン材木事情
2011.12.17
 材木の伐採に関しては、 DENR (DEPARTMENT OF
ENVIRONMENT AND NATURAL RESAUSES)、自然環境資源省という国の機関が取り締まっています。ギター、家具の材料になるマホガニーココナッツ、日本で高価で有名な黒檀までとにかく全ての木について伐採の許可が要ります。しかし木を伐採販売する業者全てに対して目を光らせるのは無理な話で、実際には自然環境を保護する仕事が主なようです。たとえば植林をするとか、海外の農業のスタイルを真似てプロジェクトを立ち上げるといったことです。ただし黒檀、ナラ、アカシヤなどのあまり繁殖力の強くない木を伐採すると痛い目にあうことがあります。当然罰金のを課せられます。やはりいい木というのは加工すると色艶もいいしいい製品が出来るので人気は高いです。
 フィリピンは外国人の移住先の人気国のひとつです。アジア系では韓国人は最近急増してきています。北欧系だと田舎の海岸沿いを好んで選びます。韓国人にしても北欧系の人たちにしても、木に対する考え方はフィリピン人と違って、かなりの好奇心があります。フィリピン人はコンクリート製の家屋を好んで建てようとしますが、外国人はコンクリート+木材の建物を好みます。これだけ豊富な木に囲まれて毎日を過ごしているフィリピン人にとっては、木材の家は高級視できないものになってしまっているようです。ところが外国人は木を好むので、その値段が徐々に上がってきているような兆候があります。

 私も日本人ですからやはりコンクリートの家よりは木に囲まれた家のほうが好きです。ここでひとつこれからフィリピンで木の家を建てるという方々に木材の値段の算出の仕方を書いておきます。
 木の長さ厚さに対してフィリピンではインチとフィートを使います。まずひとつの例を挙げましょう。あなたが日本の家に使うような柱を買いたいとします。10cm角で長さ3.6mの柱だとすると、
4インチ×4インチ×12フィートと言う事になります。この材木をボードフィートという単位に計算します。
(4×4×12)÷12=16ボードフィート
になります。(ここであまり深く考えないでください。とにかく木材の寸法の数字を全てかけて12で割ればいいだけです。でも長さの単位のフィートはインチに直しちゃだめですよ。)あなたの欲しがっている材木のボードフィートが算出されたので、あと木材の種類です。
ココナッツ:15ペソ/1ボードフィート
マホガニー:30ペソ/1ボードフィート
その他(高級材):50ペソ/1ボードフィート
(材木屋さんでの値段です。都市部だともっと高いかもしれません)
好きな材木の種類を選んで、あなたの欲しい材木のボードフィーとにかけて見てください。例えばマホガニーを選んだとします。
16ボードフィート×30ペソ=480ペソ
値段がでました。日本円で約900円てとこでしょうか。知っている人は少ないと思います。でもこれから木材の家を建てる、若しくは買うという方だったら知っておいても損はないと思います。

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