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No.00026
台風センドン
2011.12.20
 私がフィリピンに移住して以来2つ目の大きな被害を出した台風センドン。この記事を書いている今現在もテレビニュースで各地の被害を報道しています。大きな被害を受けたのは、ミンダナオ地方のカガヤン・デ・オロという町の一部で、行き所を失った雨水が低い地域に一気に集中して流れ込み大洪水を起こしたようです。専門家が言うにはその地区はたらいのような地形をしていて、その地形のせいで何度も洪水にあっているそうですが、今回の洪水は予想を超えるものだったようです。被害のひどいところでは水位が3mもあったそうす。台風が過ぎた後、置き場に困るほどの遺体の数、体育館のようなところに身元確認のために並べられた子供達の遺体、ぐちゃぐちゃになった土地に気が狂ったように母親の姿を求める中年の女性、泣き止むことを忘れた子供達、とても見ていられるような状況ではありません。
 ここ数年被害の大きい災害が多数起きてます。ニュージーランドの地震から始まって、宮城県、その他各地での震災、フィリピンの台風による多数の大洪水。尋常でないような気がしているのは私だけではないと思います。只、私達の力でどうしようもならないことを毎日気にして生きていくわけにはいきません。それを知っている私達自身が目をつぶるしかないと言う事を自覚していると言う事でしょうか。
 災害が起きるたびに考えさせられます。人間のいないところには災害は起きません。それは只単に私達の住むこの地球の営みにしか過ぎません。たとえコロラド川の大きな水の流れがあの大きなグランドキャニオンを創ったとしても、それはあくまでも災害ではなかったはずです。人間は地球に嫌われ始まっているのかもしれません。以前恐竜が地球に嫌われたように…。

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