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No.00038 シーズン到来 |
2012.01.20 私の住んでいる島というかフィリピン全域において観光客シーズンです。田舎の小さなリゾートでもいろいろな言語が耳に飛び込んできます。私の通っているネットカフェはビーチリゾートなので例外ではなく最近ヨーロッパ系の人たちが休暇を楽しみに訪れているようです。私は現在も以前もあまり英語が得意ではありません。でも人間って不思議なもので長い間日本語が耳に入らないと、他の言語が聞き取れるようになってくるみたいです。ただ急に話かけられると英語が口から出てきません。やっぱり口の方は使わないとその言語に慣れないみたいです。 実は観光シーズンなのはヨーロッパの人たちの休暇なだけであって私たち住んでいる人間にとってはあまりぱっとした陽気とは言えません。朝晩は肌寒いし、運が悪ければ1週間くらい曇りの日が続くこともあります。もっと悲惨なときは台風で船は欠航するし、大変な季節なんです。私はヨーロッパへ一度も行ったことはありませんが、特に北欧の人たちはビーチというものに憧れているようなところがあって、少々の悪天候くらいならばこのビーチさえ見れればそれで満足しているのかもしれません。以前フィヨルドに住んでいる一家の暮らしをテレビで見たことがありますが、とても悲しい雰囲気の場所だったことを覚えています。ましてや朝の10時まで暗かったり、その逆に夜の10時頃まで明るかったりすることもあるわけですよね。おそらくこの時期北欧では一日の日照時間が短いでしょうから、自分たちの国から逃げ出したくなるというのもわかるような気がします。できればちょっとでも暖かい晴れ渡った空の下に広がる青い海が彼らの思い出に残るよう願ってやみません。 |
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