2013.10.18 07:00AM
１０月１６日朝に起きたボホール島カルメンの地震の影響が、約80km離れたシキホールの我が家にも及びました。上の写真は樹齢１０年になるココナッツの木。我が家の完成後に植えられたもので、まさか家に覆いかぶさるように斜めになってしまうとは思いもよりませんでした。一番最初の大きな地震とその後に続く1000近い余震のせいで斜めに生えたココナッツが叙々に家の方へ傾いてきました。「これはまずい」と女房がチェーンソーを持つきこりのおじさんに伐採をお願いしに行きました。次の日の朝おじさんが斜めになったココナッツの木を見て一言
「他の人に頼んでくれ」
この言葉には参りました。仕方なくきこりではなくココナッツの実を収穫するときに木に登る職人さんに来てもらうことになりました。結局まず上の大きな葉っぱと実を落とし、それから少しずつカットしていくことになり、作業はほぼ１日を要しました。
実はこのココナッツ以前に紹介したマカプノという種類のココナッツで、あまり見ることができないんです。切ってしまうにはちょっと惜しいのですが、そうも言っていられません。あえてついていたのはこの木の実が既にいくつか成長し始めていることです。親は切られてしまいましたが、子が大きく育つのをまた待つことになりました。
シキホールではこの地震による死者は１名。ボホール島ではこの記事を書いている時点で140
人。とにかくなくなった方々のご冥福をお祈りします。
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