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No.00074
トゥーロトゥーロ
2013.10.25 08:00AM
 日本では阪急阪神ホテルズの偽装表示問題が騒がれている。日本の食堂では殆どと言っていい程メニューが置いてあるが、フィリピンではその反対で一般市民が利用する食堂にメニューは置いていない。ではどうやって注文するのか? 上の写真のように店先に並べられた鍋の中に既に料理された食べ物を指差して注文する。タガログ語で「指指す」は「turo」。これを2回繰り返すとTURO-TUROという指差し食堂の意味になる。鍋のふたを次々と開けて中身の調理が自分の好みのものかそうでないかを瞬時に見分けることができる。実際には視覚だけではなく嗅覚も利用することになるので、嫌いな物を注文してしまうという失敗はあまりおきない。殆どの日本人はこのタイプの食堂を避けますが、よく考えてみれば、ホテル内のレストランにあるバイキング形式の食事とちっとも変わらないのではないでしょうか。バイキング形式は蓋はついていないのでそちらの方が衛生的には考えものです。食べる場所と雰囲気と使用する食器、そして料理の値段、こういったもので人間の感覚は簡単に左右されてしまいます。実際には美味しい物を安い値段で口に入れることがいいことだと誰もが認識しているはずです。体裁を気にして基本を忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか?料理は味が大事です。まずは恐れずに試してみるのも大事なことです。案外美味しい物を安く口にすることができます。もし気に入った味のお店を見つけ出せたら、それは凄くラッキーなことです。阪急阪神ホテルズのレストランにもファンがたくさんいるはずです。こういうときこそ応援してあげるのがファンなのではないかと私は思います。味がよく、値段に見合ったものを口にすることができればそれはそれで納得の行くことなのではないでしょうか?今回の問題は視覚的な問題なのでしょうが、もし味覚の方が問題だとこれは収拾がつきません。メニューにある通りの料理を出して、味が悪かったとしたら…。これは違法ではありませんよね?こんな複雑な問題を引き起こしてしまうのであれば、最初からメニューなど撤廃して、TURO-TUROにしてしまった方がいいような気がしました。(笑)
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