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No.00094 おばあちゃんのパン |
2013.11.14 08:00AM パン屋と質屋だけは何処にでもあるフィリピン。本当にパンが好きなようです。シキホールも例外ではなく、フランチャイズのパン屋から個人経営のパン屋、なかには移動販売を専門に行っているパン屋もあります。こういった普通に売られているパンを買うのもいいのですが、実は近所のおばあちゃんが焼いた焼きたてのパンが売られている事があります。私はあまりパンは好き出はないのですが、おばあちゃんのパンは別です。まだほんのりと温かくて香りがよくて何とも言えません。パンもガスではなく薪で焼くとこんなに違うものかと感心させられます。おばあちゃんの焼くパンはネイティブのパンと住民に呼ばれていて、前述の普通のパンとは区別されています。フィリピンの場合燃料が薪だったりすると出来上がった製品が安かったりします。日本とは逆ですね。炭火焼なんて看板に書いてあると高級感が出ますよね。でもこちらでは全くそんなことありません。田舎のフィリピン人の家には当たり前のように釜戸があるのが原因なのかもしれません。おばあちゃんのパンは毎日焼いている訳ではないので手に入れるのが困難なところがこれまた素朴な感じがしていいのかもしれません。パンを焼くおばあちゃんは小さな村にも必ず数人いますので、もし興味があったら探してみるのも面白いかもしれません。 20年前にボラカイ島へ旅行した時はイギリス人のおばあちゃんが焼いたライ麦のパンに感心した事がありました。こんなに美味しいパンが世の中には存在するのだと、その時生まれて初めてパンの美味しさを知りました。こういうパン焼き名人老人と知り合いになって毎日美味しいパンを焼いてもらうのも移住生活のひとつの楽しみになるかもしれません。 |
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