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No.00096 島の電気料金 |
2013.11.16 8:30AM 昨日我が家に電気代の請求書が届いた。当然1kwhの単価は書かれていない。気になったので1kwhあたりいったいいくらなのか計算してみた。11.7ペソ(約22円)という結果が出た。これまた気になったので日本の電力会社の1kwhの単価を調べてみてびっくりしました。上の資料を見てお分かりの通り、1kwhの単価が20円を超過しているのは沖縄電力ただ1社だけです。その沖縄電力よりも高い電気代を支払っていたなんて今気付きました。高い高いとは思っていましたが、こう言うことだったんですね。我が家で一番電気を喰うのは業務用の大型の冷凍庫。その他にはこれと言って伝記を消費するものは置いてません。それでも1ヶ月の支払いが1500ペソを下回った事はありませんでした。以前から離れ小島の電気料金と言うのは高いのであろうと自分に言い聞かせていましたが、上の資料を見ると確かに当たっていたようです。しかしここはフィリピン。このシキホールの島民が日本の電気料金より高いそれを支払っていると知ったらさぞやがっかりすることでしょう。1日の給料が200ペソ(これはまだいい方)のシキホールの島民にとってこんな高額の電気料金はぜいたく品に他なりません。島民が冷蔵庫を買わない訳が分かったような気がします。 実は2年前にシキホール島の電気料金の値上がりが噂されました。当時約10.5ペソ/kwhだった電気料金が倍以上の23ペソ(約45円)/kwhまで引き上げられるという噂でした。その時の様子を今振り返って見ると、裏側でかなり複雑な攻防戦が広げられていたような気がします。皆さんは信じられますか? 何とその時電力会社がスピーカーを載せた外宣車を使って島民に放送していました。 「もう燃やす燃料が底をついたので、電力が供給できなくなりました」 こんなことしたら日本では確実にパニック。ところがシキホールの島民はというと、何もなかったかのようにヘッチャラな顔をしていました。もともと電気を必要とする家電製品がテレビ、電球、携帯電話くらいなので諦めがつくのでしょうか?それでも私は納得できませんでした。その後電力会社の役員選挙が行われ電気料金を引き上げられずに済みましたが、もし値上げされてしまったときの事を考えると、今でも身震いします。それに、いくら選挙の攻防戦だったとしても電気供給がストップするなどという冗談は止めてもらいたいものです。(ブルブル) |
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