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| No.00070 招かれざる客（煮干続報） |
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2013.10.21 08:00AM
今回はほんの少し嫌な話をしなければなりません。先日作った煮干を作る行程で起きました。飼い犬、猫用に煮干を作ってあげようと思い頭とはらわたを取り除かずに茹でて干したところまではよかったのですが、乾いただろうと思って取り込み作業に行きました。すると数種類の無数のハエがたかっていました。煮干を覆い尽くしてしまうほどの数です。両手でばたばたとそのハエたちを追い払って煮干を素早く取り込みました。上の写真は人間用で頭とはらわたを抜いて作り、干す場所を変えてもっと陽当たりのいいところで干したので、それ程被害を受けませんでした。ほんと、招かれざる客です。
ハエは水気のあるところに卵を産み付けます。その卵がかえると当然ウジ虫になるわけです。皆さんは上の写真の果物が何かご存知ですか？ これ、ジャックフルーツって名前です。あの有名な御伽噺「ジャックと豆の木」の豆はもしかするとこのジャックフルーツの種ではないのでしょうか？大きさといい形といいちょうどそんな感じの種なんです。話がそれましたが、実はこのジャックフルーツ、木にぶら下がっている間に既にハエに卵を産みつけられてしまいます。これがまた強烈なウジ虫が発生します。信じていただけますか？このウジ虫５０ｃｍくらい跳ねるんです。（ギャ〜！）私も初めてみたときは何事かと思いました。以前、まだ木にぶら下がっているこのジャックフルーツを収穫して開いてみたところ、やはりウジ虫が発生していました。そこまでならまだよかった。ふと耳を澄ましてみると何か音がします。「キュッ、キュッ」と小さい音がするじゃないですか。何かと思いじっとジャックフルーツの中を凝視したところ、そのウジ虫が音をたてながら跳ねているじゃありませんか。それもかなり高く…。（ギャ〜！）男の私でもぞっとしました。激・招かれざる客です。
ここまで書いてしまうとジャックフルーツは食べたくないという人が増えてしまうので、きちんと最後まで書いておきます。実は収穫用のジャックフルーツは、まだ実が握りこぶしの大きさの頃にハエよけのために袋で包んでしまうので、上記したようなことが起きることはありません。恐れずに試食してみてください。ちょっと香りの強い甘〜い果物です。（ギャ〜 笑）
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