フィリピンに自分名義の口座を開設するのは可能なことです。現在フィリピンでも日本と同様銀行口座を悪用する人間が増えているので、それを防ぐためにいくつかの身分証明証を提示しなければなりません。最近では２つの身分証明証を提示しなければならない銀行が増えているようです。日本人にとって、英語で書かれた身分証明証はパスポートくらいなものですが、もう一つ安く手に入る証明証があります。日本の警察で発行する国際運転免許証です。日本の運転免許証をフィリピンの免許証に移行する予定の人でもこれを貰っておいたほうが徳かもしれません。免許の移行をしてもカードになって手元に来るまでちょっと時間がかかると思います。この期間中に盗難に会わないためにも銀行口座開設のための身分証明証を揃えておいたほうが無難だと思いませんか？
　この他写真などを提出しなければなりませんがこれは安いから問題ないと思います。もう一つ最低預金金額というのが口座の種類によってそれぞれ設定されていますので、それに応じてその金額を預金しなければなりません。ちなみに私の口座の最低預金金額は2,000ペソです。ただしATMカードだけで通帳はありません。

　フィリピンにも預金者の預金を保障する機関が存在します。私の使用している銀行は最高100,000ペソで日本のようにはいきませんが、それでも一応保障しようという意思は有るようです。信用はしにくいですけどね。ですからいくら保障されているとはいえ、あまり大金を預金しておく事には賛成できません。上手に海外送金をして、大金のほうは日本に預金しておくことをお勧めします。