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| No.00051 ガードワン |
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| 2012.03.28 私が住んでいる島は比較的治安のいい場所です。夜道を歩いていても強盗に襲われるようなことはありません。しかしいつ何が起きるかはやはり誰にも予測はできません。まったくの無防備では良くないと思いました。そこで一番手っ取り早い警備で犬を飼うことにしています。知らない人が来たときにすぐ吠えてくれるので最高のガードワンです。給料は払わなくていいし、可愛いし、文句の付け所がありません。 以前飼っていた犬が去年の暮れに突然姿を消してしまいました。残ったのは片目の老犬だけで、最近吠えることも余りしなくなってしまいました。そこでちょうど近所の犬が子犬を産んだので２匹もらうことにしました。血統のある犬じゃなくてまったくの雑種です。現在は家の中に隠してあります。あまり人に見せないようにして、家族だけを認識させるようにしています。あと1ヶ月くらいたったら外に出して放し飼いにするつもりです。ただ放し飼いにするには問題がいくつかあります。姿を消した犬と前述しましたが、姿を消したのではなく恐らく食べられてしまった可能性が高いのです。フィリピンでは現在も犬を食べる風習が残っています。また野犬が増えてくると、政府が毒を盛った肉を放置して毒殺してしまうと言うようなこともあります。毒殺の場合は前もって政府から連絡があるので、この場合は飼い犬は繋がれることになります。ただ連絡があまり行き届かず、飼い犬が死んでしまったと言う話もたまに聞くことがあります。せっかく育てたガードワンが死んでしまうのは悲しいことです。できることならば末永く家族を守ってもらいたいと願っています。 |
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