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| No.00024 売り切れ？ |
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| 2011.12.19 フィリピンの田舎に移住すると困ることが結構多いです。その一つに買い物が上げられます。皆さんご存知のサリサリストアーは近所にいくつもあってこれはこれで便利なのですが、いまひとつ用が足りなく感じることはありませんか？私の家の近所にも５，６軒はサリサリストアーがあるんですが、必ずしも私が欲しがっているものを扱っているわけではありません。それで週に一度ちょっと町まで出かけていってまとめ買いをするわけです。ところが私の行き付けのお店でさえ手に入れたいものがないということが頻繁にあります。 今年は雨が多いせいか、蚊が物凄く多いんです。それでつい最近蚊取り線香の買いだめをしようと思い、その行き付けの店に出向いたところ、いつもは山のように積み重ねてある蚊取り線香がひとつもありません。こりゃ困ります。既に移住している人はお感じでしょうが、フィリピン人と日本人だと、なぜか蚊が日本人の血のほうを好むようです。まるでフィリピン人にとっては一緒にいる日本人が蚊取り線香のようなものです。私の場合は扇風機と蚊取り線香の組み合わせで蚊を撃退していますが、このどちらか一方が欠けると結構刺されてしまいます。もう一つ蚊の撃退法があります。ココナッツの繊維を燃やしてその煙で蚊を燻り出す方法です。これは結構効くんですが、たまに煙がすごすぎて私まで燻りだされてしまう事があるので、調節がすごく難しいんです。デング熱の多いフィリピンなので注意したいところですが、あまり神経をとがらせていてもしょうがないので気楽にしていますが、せめて蚊取り線香の供給くらいはまともにできないものかと、考えさせられます。 デング熱豆知識 本当の名前はデング出血熱。名前の通り出血を伴った発熱が起きるのですが、風邪と勘違いしてしまうことが多々あります。風邪薬はいっこうに効きません。抗生物質と血小板輸血によって直すみたいです。体力のない乳幼児や高齢者が感染すると死亡に至ることもあります。私の友人で近代の日本の歴史の本を読むのが好きな人がいるのですが、その人いわく、東南アジアに出兵された兵隊の約９０%はデング熱のような病気によって亡くなっているようです。何はともあれ注意にこしたことはありません。蚊取り線香くらいは常備しておいたほうがいいのではないでしょうか？ |
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