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No.00102
言語バトル




2013.11.21
 日本の関東と関西地方のようにフィリピンにもルソン、ビサヤ地方があります。ルソン地方はフィリピンの共通語であるタガログ語を、ビサヤ地方はビサヤ語を使います。やはり日本と同じように言語についてバトルになる事があります。ところが日本人の私からフィリピン人を見ていて不思議に思うことがひとつあります。フィリピン国民はどうも自分達の言語に誇りを持っていないようです。なぜなら国の機関で作成する書類は殆どと言っていい程英語で書かれています。裁判所でも英語を使っていたりします。日本ではまず考えられないことです。テレビのCMも殆ど英語。芸能人にいたってはタガログ語と英語を混ぜたタグリッシュと呼ばれるほどの英語を混ぜた変な言語を頻繁に使用します。しかし数年前からフィリピン人の愛国心の弱さに気付いたテレビアナウンサー等や、当然の事ながら大統領が正確なタガログ語を使おうと努力しているようです。写真最上段はフィリピンの大統領 Benigno Simeon Cojuangco Aquino III です。氏はインタビューなどでも当然のごとく正確なタガログ語を使います。2段眼のタレントの Kris Aquino 女史も以前はタグリッシュ派でしたが、このところタガログ語を話すように心がけているように感じられます。3段目はGMAというテレビのニュースキャスター。この人達もフィリピン国民に対してもっとタガログ語を使おうと促しています。日本人に日本語を使えと言っているようで何か違和感を感じるでしょうが、長期に渡り他国の支配を受けたフィリピンでは仕方ないのかもしれません。これからのフィリピンをになっていくフィリピンの子供達にどれだけタガログ語を残すことができるのかこれからが勝負だと私は感じています。
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