フィリピン・シキホール島
ホクホク海外年金生活

PC用サイトはこちら

ホーム

うなる

和風料理レシピ

我が家の出費
移住体験談
フィリピン豆知識
役立つ移住情報
コンタクト
リスト
No.00008
収入と物価の釣り合いは?
2011-12-05
 島にはガソリンスタンドが4件ありますが、1軒は廃業、2軒は同じオーナー、残りの1軒は別のオーナーです。
 上の写真はそのうちの1軒の販売価格を表示した看板です。現在の円ーペソのレートは100円が約55ペソなので上から軽油が約85円、レギュラーガソリンが100円、ハイオクガソリンはレギュラーとあまり差がない値段表示になっています。つい2ヶ月くらい前までレギュラーが60ペソでした。問題はガソリンの値段とフィリピン人の収入が釣り合っていないと言う事です。皆さんもご存知の通りフィリピンで高収入を得るのは大変なことです。政府が最低賃金を決めているのですが、仕事が少ないためどうしても雇い主主体の相場になってしまっているようです。恐らくマニラ近郊で1日300ペソ(約550円)、田舎だと200ペソ(約360円)というところでしょうか。おかしなことにマニラのほうがガソリン代は安いようです。この島を例にあげると、1日の給料360円でレギュラーガソリンを3.6リットルしか変えないと言う事になります。これはガソリンと比較した場合ですが、ファーストフードで比較してみると、現在ハンバーガーと飲み物とフレンチポテトのセット物で約100ペソ(180円)、一日の給料でハンバーガーのセットを2セットしか注文できないことになります。もうひとつ、豚肉1kgが170ペソ(約300円)で2kg買えません。日本の場合と比較するとどれ程フィリピン人が苦労しているかお分かりになると思います。なんとかしなければと現在の大統領ノイノイ・アキーノも悪戦苦闘していると思います。私だって1日働いて豚肉1kgしか買えなかったら仕事にやる気が出なくなってしまうような気がします。こういったことがフィリピン人の国民性に影響を与えているのではないかと強く感じることが頻繁にあります。でもいつの日かフィリピン人の暮らしも楽になる日がくるのでしょう。そう願って止みません。
リスト


TO PAGE TOP








inserted by FC2 system